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ソーシャルエンジニアリング ペネトレーションテスト
Social engineering Penetration Testing

標的は、
あなたの会社の
“社員”です

人的リスクを実際の攻撃手法で可視化し、
対策につなげるためのリアルな侵入テストを提供します。

「うちの従業員は大丈夫」その自信、本当にありますか?

多くのセキュリティインシデントの背後には、人的な要因が潜んでいます。
「まさか騙されないだろう」「基本的な教育はしている」といった思い込みが、組織を危険に晒しているかもしれません。

以下の状況に、心当たりはありませんか?

巧妙なフィッシングメールや標的型攻撃メールを見抜けるか、従業員の対応能力に不安がある。

業務連絡を装ったメールや、緊急性を煽る内容に、つい反応してしまう可能性があります。

電話口での巧みな話術(ヴィッシング)により、機密情報や認証情報を漏らしてしまうリスクを感じる。

相手の肩書きや状況設定を信じ込み、重要な情報を渡してしまうケースは後を絶ちません。

オフィスへの部外者の侵入や、機密情報が記載された書類の不用意な管理など、物理的なセキュリティ対策に懸念がある。

IDカードの貸し借り、クリアデスクの不徹底などが、物理的な侵入を許す原因となり得ます。

セキュリティ研修は実施しているものの、その効果が実際にどの程度あるのか把握できていない。

知識としての理解と、実際の攻撃に直面した際の適切な行動は異なります。

インシデント発生時、またはその疑いがある場合に、従業員が速やかに適切な報告・連絡を行える体制になっているか疑問がある。

報告の遅れや躊躇が、被害拡大に繋がる可能性があります。

これらの「人」に起因する課題に対し、
私たちは「ソーシャルエンジニアリングテスト」で現状を明らかにし、
具体的な強化策を導き出します。

ソーシャルエンジニアリングペネトレーションテストとは

巧妙化するサイバー攻撃において、技術的な防御壁を突破する手段として「人」の心理的な隙や行動の特性を悪用するソーシャルエンジニアリングが多用されています。従業員の不用意な行動一つが、重大なセキュリティインシデントの引き金となり得ます。しかし、従業員は同時に、組織を守るための最後の、そして最も重要なセキュリティの砦でもあります。

CyberCrewは、フィッシングメール、電話による詐術(ヴィッシング)、物理的な侵入試行といった多様な手法を用い、お客様の組織における人的な脆弱性を評価するソーシャルエンジニアリングペネトレーションテスト(ソーシャルエンジニアリングテスト)を提供します。専門家チームが現実的な攻撃シナリオを設計・実行し、従業員のセキュリティ意識とインシデント対応能力を客観的に評価。具体的な教育・啓発を通じて、従業員一人ひとりの水際対策能力を高め、組織全体のセキュリティ文化向上を支援します。

なぜCyberCrewのソーシャルエンジニアリングテストが選ばれるのか

  • 多様な攻撃ベクトルの再現

    フィッシングメール(スピアフィッシング、ホエーリング含む)、電話(ヴィッシング)、USBドロップ、物理的侵入試行など、実際の攻撃者が用いる多様なソーシャルエンジニアリング手法を組み合わせてテストを実施します。

  • お客様の状況に合わせたリアルなシナリオ設計

    お客様の業種、組織文化、業務内容、過去のインシデント事例などを詳細にヒアリングし、リアリティの高い攻撃シナリオを個別に設計。より実践的な評価を可能にします。

  • 人間の心理と行動を理解した専門家による実施

    単に技術的な手法を用いるだけでなく、人間の心理や行動パターンを深く理解した専門家が、攻撃シナリオの設計から実行、結果分析までを担当します。

  • 教育・啓発に直結する具体的なフィードバック

    テスト結果を単に報告するだけでなく、どのような手口に弱かったか、どのような行動がリスクを高めたかを具体的に示し、効果的なセキュリティ教育・啓発プログラムの策定に繋がる情報を提供します。

  • 倫理的配慮とお客様との合意に基づく慎重な実施

    テストの実施にあたっては、お客様の従業員への心理的影響や業務への支障を最小限に抑えるよう細心の注意を払います。テストの目的、範囲、手法について事前にお客様と十分に協議し、合意を得た上で実施します。

  • 技術的ペネトレーションテストとの連携(Red Team統合型など)

    ご要望に応じて、ソーシャルエンジニアリングで得た足がかりを元に、技術的なペネトレーションテストへ移行するなど、より包括的なセキュリティ評価も可能です。

サービス内容 / 主なテストシナリオ

私たちは、お客様の組織における人的な脆弱性を評価するため、実際の攻撃を模倣した以下のようなテストシナリオをご用意しています。
これらは一例であり、お客様の状況に合わせてカスタマイズします。

フィッシングメール- Email Phishing -

社員の方々をターゲットに、業務連絡や緊急通知などを装った巧妙なメールを送信。悪意のあるリンクのクリック、添付ファイルの開封、あるいは偽のログインページへのID・パスワード入力を誘導します。どの程度の割合で情報が漏洩するか、クリック率などを測定・分析します。

なりすまし電話- Vishing - Voice Phishing -

社内のITヘルプデスク、取引先、あるいは公的機関の職員などを装い、対象となる従業員に電話をかけます。巧みな話術を用いて、パスワード、個人情報、社内システムに関する情報などを聞き出すことを試みます。

USBドロップ攻撃- Baiting -

マルウェアを仕込んだUSBメモリや、興味を引くファイル名のUSBメモリを意図的にオフィス内や共有スペースに放置(あるいは郵送)。従業員がこれを拾得し、社内PC等に接続するかどうか、また接続した場合にどのような挙動を示すかを確認します。

物理侵入(希望制)- Physical Intrusion Test -

事前にお客様と合意した範囲とルールに基づき、当社の専門家が従業員や業者を装って物理的にオフィスエリアへの侵入を試みます。通用口からの共連れ(Tailgating)、偽造または盗難したIDカードの使用、機密書類や情報端末の不正な持ち出し、盗み見などが可能かを検証します。

※その他のシナリオも柔軟に設計可能です。

目的別に選べるテストモード

お客様のニーズやセキュリティ成熟度に合わせて、以下のテストモードをご選択いただけます。

単発テスト

概要: 1回限りの模擬攻撃を実施します。特定の課題の洗い出しや、現状のセキュリティ意識レベルの把握に適しています。

おすすめ: ソーシャルエンジニアリングテストを初めて導入される企業様、特定の部門や課題に焦点を当てたい企業様。

複数回テスト(ABテストなど)

概要: 時期や攻撃手法、対象者グループを変えて複数回のテストを実施します。これにより、セキュリティ対策や教育の効果測定、異なる攻撃パターンへの耐性の傾向分析などが可能になります。

おすすめ: 定期的な意識向上を図りたい企業様、中規模以上の企業様、より詳細なデータに基づいた改善を行いたい企業様。

Red Team統合型

概要: ソーシャルエンジニアリングテストを、ネットワーク侵入やアプリケーション攻撃といった技術的なペネトレーションテストと組み合わせます。人的な脆弱性を起点として、システム全体への侵入が可能かなど、組織の総合的な防御力を評価します。

おすすめ: 高度なセキュリティ対策を実施しており、より実践的な脅威シナリオで組織全体の対応能力を検証したい企業様。

適用ガイドライン・参考フレームワーク

私たちのソーシャルエンジニアリングテストは、
以下の国際的なガイドラインやフレームワークを参考に、倫理的かつ効果的に実施します。

期待される効果 / お客様が得られるベネフィット

当社のソーシャルエンジニアリングテストにより、お客様は以下の効果とベネフィットを得られます。

診断の流れ

  • 目的・対象のヒアリング

    対象企業の業務、業界、従業員構成をもとに、攻撃のシナリオを設計

  • シナリオ設計・合意

    リスク範囲や攻撃対象、実施条件を事前にすり合わせ​

  • テスト実施

    複数の手法を組み合わせ、実際の環境で実施

  • レポート提出

    取得できた情報、手法、成功率などを報告 ​

  • 報告会(オプション)

    教育・再発防止策を含む振り返り支援も可能

レポート内容例

よくあるご質問

ソーシャルエンジニアリングテストは、従業員に事前に知らせるべきですか?

より現実的な反応を評価するため、一般的には従業員には事前に通知せず実施することを推奨します。ただし、お客様のポリシーや目的に応じて、経営層や一部管理者への事前通知など、実施方法は柔軟に調整可能です。

テストによって従業員が不快な思いをしたり、業務に大きな支障が出たりしませんか?

私たちは、お客様と事前にシナリオや表現方法を十分に協議し、従業員への心理的影響や業務への支障が最小限となるよう細心の注意を払って計画・実施します。テストの目的はあくまで教育と改善であり、個人を罰することではありません。

どのような種類の攻撃シナリオを実施できますか?

本ページ「3. サービス内容 / 主なテストシナリオ」に記載のフィッシングメール、なりすまし電話、オンサイト侵入(希望制)、USBドロップ攻撃のほか、お客様の懸念や業界特性に合わせて様々なシナリオを設計・実施可能です。

テスト結果は個人の評価に使われますか?

いいえ、原則として個人の特定や評価を目的とはしません。テスト結果は組織全体の傾向や課題を把握し、セキュリティ意識向上のための施策に役立てるためのものです。報告書も通常、個人が特定できない形で統計的にまとめられます。

テストの実施期間はどのくらいですか?

シナリオの数や複雑さ、対象人数、お客様との調整期間によって異なりますが、計画から報告まで数週間から1~2ヶ月程度が一般的です。


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